静寂のなかに、美を見出す
和庵は、千利休が追求した侘びの美学を現代建築の文脈で再解釈する空間です。
不完全さのなかにある静かな美。削ぎ落とされた空間にこそ、心が満たされる瞬間があります。
時の流れが刻む味わい。経年変化を愛で、ものの命の移ろいに美を見出す心。
何もない空間が語ること。余白は沈黙ではなく、最も雄弁な表現です。
四畳半の空間に、宇宙を映す。躙口をくぐる瞬間、日常は遠ざかり、 茶の湯のための時間が静かに始まります。光と影、素材の質感、 そして何よりも「間」が、この空間の本質です。
躙口をくぐり、世俗を置き去りにする
床の間の掛軸と花を愛で、亭主の心を読む
一つひとつの所作が、祈りに似た集中を宿す
茶碗を手に、この瞬間だけに存在する
茶の湯とは
ただ湯を沸かし
茶を点てて
飲むばかりなる事と
知るべし
完全予約制にて、おひとり様から承ります。季節のお菓子とともに、一期一会のひとときをお過ごしください。